中小企業診断士 佐川博樹
人手不足が叫ばれて久しいですが、良い人が集まっている会社に先日、出会いました。
類は友を呼ぶ
なんてことを言いますが、まさにそういう感じがしました。出てくる社員さん、出てくる社員さん、次々としっかりした人でした、その会社。
一言で言うと、前向きというか、知識欲旺盛というか。
会社の環境とか、社長の対応とか、こういう会社に人が集まるんだなぁと感じました。
同じ意味で、この会社には人が集まらないなということもあるわけです。
具体的なところを思いつくわけではないのですけど。。。
人材採用はマーケティングと同じと良く言う
マーケティングは、自社の商品やサービスをどのように販売していくか、購入してもらうかを考えることですね。
人材採用も自社をどうやって選んでもらうかということを考えること。似ている。
どんな会社に就職したいか？と自分に問いかければ、自ずと会社の改善点はわかってくるような気もします。
結果、採用用の情報提供、たとえばハローワークで掲載される情報やホームページで掲載する情報などの書き方も変わってくるのではないでしょうか。
環境の整備
そして、会社の環境を整備することも必要でしょう。
職場環境が良ければ、就職した人は辞めにくくなる。
これは、難しいことだけど、実現できれば、人材採用に困らなくなると思う。
職場環境という言葉は正直、あいまいだけど、
- 現場、執務室がきれいか
- 給与は一般に比べてどうか
- 休みは取れるのか
- 仕事は楽しいか
- 人間関係はギクシャクしていないか
- 中小企業の場合は特に、社長は良い人か
などなど、それに含まれるものはたくさんあります。
会社によっては、業界的になかなか難しい面もあるかもしれない。
とはいえ、毎年、ひとつずつ改善しようという気になれば、頑張れないこともないのではないかと思ったりもする。
前向きに頑張るか、それとも人のせいにして歎くだけか。どちらにするかは、社長の考えひとつかなと。
人材採用に困っている会社はまずは会社の改善を進めてみては？時間はかかりますが。
以上